先週より無事(?)半年間の育児休業が終わり職場復帰いたしました。しばらく職場を離れていた間に、気づけば所属部署が変わっていたり、昇進していたり(!)と完全に浦島太郎状態ですが、頑張ってアップデートしていく所存です。
初めての育児で戸惑うことばかりでしたが、諸先輩方の残してくれた資料等とにらめっこをしながら、いままで生きてきて一番幸せな半年間を過ごすことができました。
子育ての環境は千差万別ですので、どこまで役に立つかはわかりませんが、私からもこの半年間で役に立ったもののリストを、主に他の人があんまり書いてなさそうなものを中心に書き残しておきたいと思います。
ケラッタ ベビースリング
いわゆる抱っこひもですね。ベビーカーは体の負担も少なく便利なのですが、かさばりますし、エスカレーターが使えずエレベーターを探し回ることになり案外不便なんですよね。
抱っこひもと言えば、エルゴベビーが有名ですが、肩や腰への負担も軽減するようにがっちり作られているぶん、良いお値段(1〜3万円)もしますし、装着するのも結構手間なんですよね。
またお値段も数千円台で買えちゃうので、まずはスリングから使ってみて、必要性を感じればベビーキャリアもって感じで良いかなと思いますね。
液体ミルク用乳首
コロナ禍中ということもあり、あまり出歩くことはありませんでしたが、お出かけをするときの必須アイテムといえば液体ミルクですね。災害時のストックとしても、ある程度はストックしておきたいものです。忘れずにあわせて準備しておきたいのが、液体ミルク用の乳首です。
「ほほえみ らくらくミルク」には、ピジョンの乳首が取り付けられるアタッチメントが用意されているのですが、アタッチメント+乳首の両方を持ち歩かなきゃならないのも面倒くさいなあと思っていた時に、赤ちゃん本舗でみつけたのがリッチェルの直接取り付けられる乳首です。
ぱこっとはめるだけでOKなので、お出かけ必携アイテムのひとつになってます。
哺乳瓶ホルダー
赤ちゃんのお世話で一番しんどかったのが、3時間おきのミルクでした。特に、生後2〜3ヶ月頃が、160ml前後を30分ほどゆーっくり味わって頂いてくれたので大変でしたね笑赤子を抱えて哺乳瓶咥えさせているだけとはいえ、ずっと続けていると腕も続けてきますし、その間他に何もできなくなるのが辛い。なんとか楽する方法が無いかなーと思って見つけたのが、この哺乳瓶ホルダー。
使い方は簡単。ベッドの端に締め付けて固定し、アームで位置を調整して哺乳瓶を挟むだけ。
瓶が軽すぎるとチュパついてるうちにヘコヘコ動いてしまい飲みにくそうにしていましたので、ガラス瓶を使うと安定して良さげです。
これさえあれば授乳の負担から完全開放だぜ!!ひゃっほう!!とは残念ながらなりません。飲ませはじめて5分くらいすると外れていることも多いですし、テンションが低いとぷいっと最初から相手にしてもらえないときもあります。
それでも、お手洗いに行ったり、ちょっとした家事をしたりと、一瞬の隙間時間を作ることが出来て、精神的に非常に助かるアイテムでした。
GOOGLE NEST
赤ちゃんが家にいると、抱っこで両手が塞がる状態になりがちです。授乳後は「ぴよログ」というアプリに飲んだ量を記録していましたが、その状態でスマホを開いて操作して記録するというのすら億劫なんですよね。そこで役にたったのが、楽天でんきさんがキャンペーンでくれたものの若干持て余していたGoogle Nestでした。
赤ちゃんを抱っこしている状態でも「OK Google、ぴよログを開いて」「ミルク 160ml」みたいな感じで記録ができます。
現在は、Googleフォトに撮りためた写真の中から、ベストショットアルバムを作って表示させている他、諸々の家電のコントロールやYoutubeの再生など生活に欠かせないデバイスになっています。
全自動ゴミ箱
ハンズフリー繋がりでもうひとつ。赤ちゃんのお世話でもう一つ大変なことといえば、「おむつ替え」ですね。おむつ交換自体もさておき、おむつの処分も結構な手間です。ニオイポイなど、おむつ専用のゴミ箱も出ていますが、おむつ目的ではなく買った全自動ゴミ箱が大活躍してくれました。
手をかざすと開くだけのゴミ箱ならばそこまで珍しくありませんが、このtownewの全自動ゴミ箱はゴミ袋の交換まで自動でしてくれます。細かく説明するより、動画で見ていただいたほうが早いでしょう。
しっかり熱で圧着してくれるので、匂い漏れ等もありませんでしたし、かなり快適に過ごすことが出来た気がします。詳細については下記にも書いてみましたので、よければぜひ!
ベビーソファー
育児休業後半戦にもなると、かなり坊やの好奇心も旺盛になり、ベッドの外に出て遊びたい盛りに入ってきました。そんな時に大助かりしたのが、会社の先輩に譲って貰ったベビーソファーのバンボです。
ちょうど良い感じにすぽっとハマり、座り心地も良いのか騒ぐこともなく大人しくしてくれていました。特にお家のインコさんを見せると、30分くらいはじっくりバードウォッチングしてくれたので大変助かりましたね。
生後半年を過ぎてつかまり立ちも出来るようになったあたりからは、自力で脱出できるようになってしまいましたが、いまでも離乳食を食べるときなどには大切なアイテムですね。
育児休業給付金
はい。最後はやっぱこれです。育児休業取得前は「母ちゃんも家にいるわけだし、半年間は休み過ぎかな?」とも思いましたが、母親が障害者手帳持ちでなくとも全父親は育児休業とったほうが良いです(真顔)。
母親一人で家で面倒を見ると、自分の時間がほぼ無くなり、赤ちゃんを愛おしむ余裕はなくなります。また何かあったときにピンチヒッターを頼む相手もいない環境は、あまりに酷です。
いくら坊やがかわいくとも、先立つものがなければ半年間お世話をすることはできません。「お金の教育」とやらをするならばiDeCoだのNISAだのの話より力を入れてするべきだと思うのですが、ざっくり半年間で150万円ほどを雇用保険から出していただけました。
実際に半年間の育児休業をとってみて、正直、周囲の視線やキャリアへの影響を全く心配しなかったわけではありませんでしたが、そんな些事にこだわるよりも家族との時間を優先すべきだと強く思いました。
新しいお仕事も沢山ぶん投げて与えていただきましたので、きちんとこなして、「父親が育児休業復帰後にむしろパワーアップして帰ってきた例」になれるよう、頑張っていきたいなあと思う所存です。
ではでは、今日はこのへんで。