・dodaエージェントって、どういう仕組み?
・登録から相談までの流れと必要な金額は?
僕は三度の転職のなかで、人間関係・労働環境・自分の弱さ…さまざまな問題にぶつかりながら、ようやく「自分らしく働くコツ」を見つけることができました。
この経験を活かし、20~30代の社会人に向けて働き方や転職についての情報を発信しています。
僕自身、実際にdodaエージェントを利用して転職活動をした経験があります。
dodaに登録をする前は「過酷な労働環境」や「職場での人間関係」などで悩みを抱えながらも、転職に活かせそうな実績やスキルがない為、上手くいくはずがないと思い込んでいました。
しかし転職活動を終えた今となっては、本当に一歩を踏み出して良かったと感じます。
書類選考や面接に通過することで、こんな自分でも社会に必要とされているんだと実感が湧き、自信を持てるようにもなりました。
以前の会社で悩みを抱えながらも何も行動できずにいた過去の自分と比べて、転職活動を経験したことで格段に成長することができましたよ。
当記事では、そんな過去の僕と同じ転職初心者の参考になるよう、dodaエージェントの
- 仕組みと完全無料の理由
- 登録→相談→転職の流れ
- 利用してみた正直な感想
- メリットとデメリット
- おすすめしたい人
最後まで読んでいただければ、きっと自分らしく前向きに働くための第一歩となりますよ!
記事の監修者
V1-Acadeny主催/Udemy転職コース講師
中小企業からアメリカ就職、博報堂に転職を果たす。その後、エイベックスよりスカウトを受け役職者に。
さらに、エグゼクティブ転職エージェントを活用し、上場企業の取締役に就任。M&Aを実施し、1年半で30人の組織を1,000人へと拡大させる。その時に培った「転職」のスキルをノウハウにしてUdemyで講師として提供。
公式ホームページはこちら
dodaエージェントの仕組みと完全無料のワケとは?
「dodaエージェントはなぜ無料なの?」
「途中で課金があるのでは?」
まずはそんな疑問を解消しておくために、dodaエージェントの仕組みを解説し、なぜ無料で利用できるのかを見ていきましょう。
一般的に転職エージェントや転職サイトは「人材紹介業」と呼ばており、企業に必要な人材を紹介することで収益を得る、という仕組みになっています。
つまりdodaは、転職者ではなく採用側の企業から報酬を受け取っているのです。
そのため転職者はすべてのサービスを無料で利用することができます。
エージェントから求人紹介だけでなく履歴書の添削、面接対策など、さまざまなサービスを受けられて本当に心強いです。
「内定獲得」は転職者だけではなく、エージェントにとってもゴールなので、同じ目標に向かって一緒に転職活動を進めて行くことができるんですね。
dodaエージェントに登録~相談した時の流れ
ここからはdodaエージェントに登録・相談してからサポートを受け、内定を獲得するまでの具体的な流れを説明します。
初めに全体の流れは次の5ステップに分けることができます。
➀dodaエージェントに登録
➁専任のエージェントと面談
➂履歴書・職務経歴書を作成
➃実際に興味のある企業へ応募
➄面接やWebテストを経て内定
➀dodaエージェントに登録
まずはdodaエージェントに無料登録します。登録する内容は大きく分けると3種類です。- 基本情報(名前・生年月日・住所)
- 現在の状況(勤務先・担当業務・年収)
- 転職先の希望(職種・年収・配属先)
嘘をついたり情報を隠したりして、正しいアドバイスが受けられなくなってしまったら本末転倒ですよね。
もし経歴に不安があったり希望年収が適しているか分からないような場合は、後ほどエージェントに相談すれば大丈夫。
また、「今の勤務先に転職活動していることがバレないか不安…」という方もいらっしゃるかもしれまんが、そんな事は絶対にありませんので安心してください。プライバシーはしっかりと保護されていますよ。
➁専任のエージェントに相談
キャリアカウンセリングは原則、オンラインまたは電話で行われます。転職相談の流れは次の通り。
- 転職したい理由や転職先の希望・条件を伝える
- 転職市場の状況と合わせてプランを一緒に考える
- 経験やスキル、希望に合わせた求人を紹介される
- 今後のスケジュールを話し合って終了
面談の前には事前アンケートに回答しておくぐらいで、特にこれといった準備は不要でした。専任のエージェントと相談しながら、自分のキャリアプランを練っていきましょう。
また、ここで紹介される求人に応募するかどうかは自由なので、すぐに転職を考えていない場合でも情報収集として役立てることができますよ。
➂履歴書・職務経歴書を作成
実際に応募したい求人が見つかったら、次はサポートを受けながら履歴書や職務経歴書を作成していきます。ここで「いきなり何を書けばいいか分からない」という方もいるかもしれませんね。
しかしこの段階ではすでに、エージェントとのカウンセリングで転職活動の方向性を決めているため、そこまで不安になる必要はありません。
例えば職務経歴書には、現職の業務内容を記載する欄があります。僕の場合は、「経理としてIT企業に転職する」という方向性をエージェントと相談して決めたので、経理についての経験やスキルをアピールできる形で書きました。
➃実際に興味のある企業へ応募
書類が出来上がったら、実際に企業へ応募していきます。「応募って企業ごとに方法がちがうし面倒くさそう」というイメージがありませんか?
ですが、dodaエージェントからの応募方法は超カンタンです。
なぜなら求人企業にはdodaから応募書類を提出してもらえて、そのまま書類選考が始まるんですよ。
その他にも面接日程の調整や条件の交渉といった、普通なら自分でやらなきゃいけない面倒な「企業とのやり取り」もすべて代行してくれます。
だから多忙な会社員でもdudaエージェントを使えば効率良く転職活動を進められます。
ちなみに応募企業を選ぶのは、エージェントに紹介される求人からだけでなく、dodaのサイト内から自分で検索して応募することもできます。
サイト内検索も細かく条件設定ができるので、気軽に希望の求人情報を見つけるのに大変便利ですよ。
エージェントから紹介される求人がいまいちピンとこない時には、自分からどんどん探してみるのも良いでしょう。
➄面接を経て内定獲得
さて、内定まであと一歩です。書類選考を通過したら、いよいよ面接になります。しかし面接対策を個人で行うのは、なかなか難しいですよね。ここでもdodaエージェントが大いに役立ちます。
dodaエージェントには模擬面接サービスがあります。もちろんこれも無料です。
模擬面接では志望動機や転職理由など、転職の面接でよく聞かれるような質問に答える練習もできるので、本番に備えてリアルな対策ができますよ。
そして最終選考に合格したら詳細な採用条件が提示されるので、きちんと確認して納得できれば入社の判断をしましょう。
登録から相談、そして転職先が決定するまでの5つの流れを説明しました。
最初から最後までdodaのエージェントがしっかりとサポートしてくれるため、自分一人で先の見えない転職活動をするよりずっと効率良く、安心して進めることができますよ。
dodaエージェントで転職相談した正直な感想
dodaエージェントの利用方法について、ザックリとしたイメージを掴んでいただけたでしょうか。
次は、実際にdodaに登録して転職相談した僕の率直な感想をレビューします。
さっそく、以下にまとめました。
- じっくり話を聞いてくれた
- 話のなかで思考が整理された
- エージェントの知識が豊富
- メールや電話の対応が早い
- 押し売り感がない
じっくり話を聞いてくれた
dodaエージェントの転職相談は、初回からじっくり話を聞いてくれた印象です。初めは転職について思考がまとまっておらず、上手く希望を伝えられるか不安でした。
特に、僕の場合は人間関係の悩みも大きかったので、そこを相談するのには迷いもあったんですよね。
しかしエージェントは、話し終わるのを待ってくれ、「つまりあなたの希望はこういうことですね」と代わりに要約してくれました。
そのため、転職をするかどうかで悩んでいる人や、転職したいけど何から始めたらいいか分からないような人でも、気軽に相談できるサービスになっています。
押し売り感がない
dodaエージェントの転職相談は、押し売り感が全くありませんでした。なぜそう感じたかというと、「転職しないこと」も視野に入れてアドバイスをしてくれたからです。
具体的には、経理から未経験でIT業界へ転職する手段として「IT企業の経理に就職する」ことと、「副業でITスキルを身に付けてからIT人材として転職する」ことを勧められました。
エージェントの仕組みで解説した通り、基本的に転職者が内定を獲得しなければ、dodaには報酬が入りません。
にもかかわらず、「すぐに転職しなくてもいい」という道を示してくれたことは、大きな信頼を持つキッカケになりました。
補足として、すべてのエージェントスタッフがこうだとは限りません。
アドバイザーとの相性があまり良くないと感じたら、お互いに時間の無駄ですから、すぐに担当者の変更を申し入れましょう。専用の問い合わせフォームから簡単に連絡することができます。
またその際の注意点として、どういった部分に不満を感じたのか、そしてどんなアドバイザーを希望するのかを明確に伝えることです。そうしないと同じことの繰り返しになってしまう可能性があります。
dodaエージェントのメリットとデメリット
さらに一歩踏み込み、具体的なメリット・デメリットを挙げます。
大きな4つのメリット
dodaエージェントを利用するメリットは、こんな感じです。- 求人数が業界最大級
- 転職初心者に役立つコンテンツが充実
- 専任エージェントの無料サポートが手厚い
- 転職後のフォローまで積極的に行ってくれる
また、専任エージェントがプロの視点でアドバイスをくれるため、自分一人では気付けなかった希望や適性を見出してくれるんですよね。
僕みたいな自分に自信が持てず転職に不安を抱えている人間でも、安心して前に進めるようにサポートしてくれましたよ。
さらに、これはあまり知られていないのですが、なんとdodaは「転職後のフォロー」まで行ってくれるんです。転職後の相談を専門的に受け付けている部署があるほどです。
僕も転職先に慣れるまではストレスが大きく、入社2ヶ月後に一度相談をしたことがあります。親切に悩みを聞いてアドバイスをくれたので、それだけでスッと心が軽くなったのをよく覚えています。
気になる2つのデメリット
dodaエージェントのデメリットは、下記の通りです。- どんなアドバイザーに当たるかは「運」
- 自動送信のオススメ求人が微妙
アドバイザーにも様々なタイプがあり、じっくりと話を聞いて希望を引き出してくれるタイプもいれば、情報を豊富に持っており次々に求人を紹介してくるタイプもいるでしょう。
ただ先ほど話した通り、もしアドバイザーとの相性が悪いと感じたら簡単に変更を申し入れることができるので、そこまで心配する必要もないかなと思います。
また自動送信のオススメ求人が微妙な理由は、AIで機械的に送信しているため、こちらの細かい希望が反映されていないことも多いからです。
なので、しっかりと自分に合ったアドバイザーから紹介してもらう求人の中から選んだり、自身で希望条件から検索して応募することをおすすめします。
こんな人にはdodaエージェントがおすすめ!
ここまで読んでみて「それで実際、自分には合うのかな?」という疑問もあるでしょう。
dodaのエージェントサービスがおすすめできる人の特徴を以下にまとめてみました。
- 初めての転職活動に漠然とした不安を感じている人
- 特別なスキルや実績がなく転職に自信がない人
- そもそも転職すべきかどうかが分からない人
- 転職先でうまくやっていけるのか心配な人
- 20代~30代で転職を検討している人
dodaエージェントに登録するにあたって、転職に関する知識やはっきりとしたビジョンを持っている必要は全くありません。
それらはエージェントに相談する中で自然と分かるようになるので、自分を変えるために、まずは無料だし気軽に登録してみようといった感覚でOKです。
doda 公式サイト ≫
【まとめ】dodaエージェントに相談して本当に良かった!
最後に、全体の要点をまとめます。
まず、dodaエージェントのおすすめポイントはこちら。
- 初心者でも使いやすい
- 求人情報が業界トップクラス
- 転職に役立つコンテンツが充実
- 専任エージェントの無料サポートが手厚い
- 転職後のフォローまで積極的に行ってくれる
転職には、年収・スキル・履歴書や面接など様々な不安がつきもの。また多くの方は現職の仕事が忙しく時間も不足しがちです。
そういった不安も、専任エージェントとの転職相談で一気に解決することができ、面接対策など時間をかけたい部分に限れらたリソースを集中することができます。
さらに、dodaのエージェントはこんな人におすすめです。
- 初めての転職活動に漠然とした不安を感じている人
- 特別なスキルや実績がなく転職に自信がない人
- そもそも転職すべきかどうかが分からない人
- 転職先でうまくやっていけるのか心配な人
- 20代~30代で転職を検討している人
dodaエージェントは20〜30代の転職に強みがあり、無料の転職相談でエージェントがあなた自身の価値を最大限に引き出してくれますよ。
また結果としてすぐに転職をしなくても、自分の市場価値を知ることができる良い機会にもなります。
ぜひdodaエージェントをフル活用して『自分らしく前向きに働ける職場』を見つけ、新たな人生の一歩を踏み出してくださいね!